Stone Story
石物語
深い闇をそのまま閉じ込めたような輝きを持つオブシディアンは、持ち主の願いを叶える半面で、持ち主の弱点や欠点を容赦なく明らかにさせます。
火山のエネルギーによって生まれたこのガラス質の石は、破片が鋭く結晶を持たない鉱物です。その鋭さから、古代より鋭い刃を持つ石として知られ、石器時代には鏃や武器、刃物や鏡として用いられてきました。
その鋭さは、物理的なものだけではなく、
曖昧な感情や迷いさえも断ち切る力として語られています。
見たくなかった現実。気づかないふりをしていた本音。
そのすべてを鏡のように映し出し、逃げることを許さない。
優しさではなく、真実。曖昧さではなく、明確さ。
その光は、本能的なレベルで“不要なもの”を切り離し、
本来進むべき道へと導いていく。
オブシディアンは、守るだけではなく、
必要のないものを断ち切ることで前へ進ませる力を持つ。
それは、迷いを断ち切り、真実へと進ませる“刃の守り手”。








