Stone Story
石物語
幾重にも重なる輪の模様が、まるで“眼”のように見える天眼石は、
古くから“すべてを見通す力”を持つ守護石として大切にされてきました。
その存在は、ただの模様ではなく、
あらゆる邪や悪意を見抜き、寄せつけない“眼”そのものとされています。
「あまのいわいし」──
天照大神が岩戸に隠れ、世界が闇に沈んだとき、
光を呼び戻すきっかけとなった“天の眼”の石。
岩戸の前で、八百万の神々が知恵を集め、ひとつの丸い石が光を反射したとき、
その輝きに導かれるように、天照大神は外を覗いたと語られています。
その瞬間、再び光が差し込み、世界は闇から解き放たれた──
天眼石の光は、見えなくなっていたものを映し出し、閉ざされた意識に“気づき”をもたらします。
見たくなかったこと。気づかないふりをしていたこと。
すべては、既にそこにある。その厳しさに目を背けず、向かい合う勇気が大切。
それは、闇の中に光を取り戻す“神の眼の守り手”。








